どん底から立て直した21歳。


はじめまして。初投稿です。

タイトルの通り どん底から 立て直した 21歳です。

小さい頃の夢は バスケットボール選手でした。
小学1年生からバスケを始め、 8年間やり、
このまま 高校も強豪校に入り、推薦を貰いスポーツの強い大学へ、、、

これが中学2年生までの私の描いていた 将来 でした。

ですが、それは 遠い遠い夢になりました。


中学2年生になると、3年が引退し、新たな部長が決まります。
私は小学校6年間経験していたのと、 その頃は積極的で明るい性格だったため、 クラスで学級委員をやり、 先輩から ''部長候補'' と言われていました。

同学年、後輩も 同じく 私が部長になると思い、私は部長になる気で 後輩に指示出し、仕切っていました。

さてやってきた 新たな部長発表の日。
私は さぁ、明日から部長だ。と覚悟を決め 挨拶のセリフまで用意し 発表を待ちました。

しかし、全員が思っていたことと違うことが起きたのです。

そう、部長は なんと バスケ経験のない(中学から始めた) 顧問のクラスの部員が 部長になったのです。

先輩と後輩も顔を見合わせて なんで? と、、、。


じゃあ、せめて副部長にでも… と思ったら 副部長も 顧問の持っているクラスの部員になった。

私はなんの役職も与えられず ただの部員 でした。


これは噂ですが、顧問は自分のクラスの生徒にかなり依怙贔屓 していて、 
男子バスケットボール部も 顧問のクラスの生徒が部長になりました。


私はそこから 張っていた糸がプツンと切れ 
学校にすら 行かなくなってしまいました。

そして、後輩たちも 依怙贔屓でユニフォーム(背番号)が決まるなら 辞めてやる やっている意味が無い と講義し 
翌年 バスケ部が廃部になりました。
 

鬱気味になり学校に行けなくなった私は 
テストもまともに受けられず 成績も どんどん落ちて行き 希望していた バスケ強豪校 など行けず

家の近くにあった 偏差値42くらいの一般的に言う 底辺高校に 通い始めました。


もう当時は 「バスケ」 という言葉がトラウマになり、
バスケ部の入部も勧められたが、 正反対の パソコン部に入部しました。体育館から1番遠く、バスケットシューズの キュッキュッ と言う音が聞こえない場所でした。


このまま卒業し、''とりあえず''大学へ 行き
なにかまた新たな夢をみつけ 〜
と思っていた矢先、

また 自分にとって不幸な出来事が起こります。


ある日 帰宅すると 自宅のあるマンションの前にパトカーが止まっていました。
どこかで事件か、物騒だな、と思いながら 自分の家のある階へ行ったのです。
嫌な予感がしました。
なぜなら 開きっぱなしの扉 、

それは私の家だったからです。

まず浮かぶのは 誰か事件に巻き込まれたのか、誰か死んだ? ほんとにウチかな、隣かな 。と

走って 扉まで向かいました。

そこには 泣き崩れるきょうだい、 警察に連れていかれようとする 母親がいました。

「どうしたの?何があったの!」

母親は 
「すぐ帰るから 待ってなさい」
と言い 連れていかれました。

家の中は少し荒れていて   泣いてうずくまる きょうだいがいました。

何があったのか 問うと 
「パパが… パパが… 」

と言いました。


「パパがどうしたの?早く話して!」
私も少しパニックになり 大きな声を出したのを今でも鮮明に覚えています。


②へ 続く。